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平衡世界

197回のダウンを経てショベルナイトをクリアし、現在いわゆる2周目プレイに入っている。のだが、これが定番でありながら相当な曲者で、1週目の装備エトセトラを引き継げる代わりに受けるダメージが倍&チェックポイントの半減がセットで付いてくる。この2要素とプレイヤーの腕という三重苦によって早くも暗雲立ち込める。でもこのモードをクリアしないとストーリーの核心に迫れないらしい、俺が真実にたどり着く日は訪れるのだろうか。
何故難しいものと難しいものが組み合わさってしまうのだろうか、という問いが中学生の頃から俺の中にずっとあった。ハードモードを選択してしまうと受けるダメージは増え与えるダメージは減り、敵キャラが画面を覆い尽くし大地は勇者を飲み込まんと裂け針が四方から突き出す。鋼の盾は革製に、賢者の杖がひのきのぼうにランクダウン、果てには帰還用アイテムが一財産ほどになる物価高。ノーマルモードのゲームバランスに居心地の良さを覚えた人間としてはあっちもこっちも高騰されては困ってしまう、一方がハードになる代わりにもう一方がソフトになってバランスをとるモードは存在しないのか。ビキニアーマーをビキニにする代わりにダガーを龍殺剣に換えておくれ。
この方式をショベルナイト2周目に持ち込むのなら、①ダメージ量はそのままでチェックポイントは半減②ダメージが増える代わりにチェックポイント倍増、のどちらかということになる。①はやや賽の河原で小石を積む作業感が生まれてしまうので②にスポットを当てることにするが、これはSASUKEのダイジェストを見ているような気分になれそうでなかなか良いのではないか。反り立つ壁に挑みそして破れる大丈夫たちのあの涙をもう一度。と、ここまではいいのだがこのモードの説明文として「コースが難しくなる代わりにセーブポイントが増えているぞ!」などと書くのは少し間抜けな感じがしてしまう。
かの有名なポケットモンスターにおいて「でんこうせっか」というどれだけ相手が速かろうとそれに先んじて攻撃できる技が存在するのだが、それも鈍重なモンスターが修得すればこそ有効活用できるものと思っていた、が、そもそも電光石火で動けるほどの速さが無ければポケモンの世界観に説得力が生じないことに最近気が付いた。ピカチュウが素早くなければサトシだってそんな命令は出せない。先のような間抜けな文で、果たして勇者の道中の険しさを物語れるのかも疑問になってきた。そもそも、バランスに重きを置いてきたがあっちは軽くてこっちは重い、という内容ではある意味でアンバランスといえるのではないか?自分で語っていてよく分からなくなってきた。ビキニアーマーをビキニにするモードくらいだなあ、俺程度では。