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メリークリスマス。イルミネってる街並みは煌びやかで美しいが、どうしても違和感が拭えない。髪の毛とヒゲの境界があいまいな上、その毛がよくスープと絡みそうだなといった感想しか持てないくらいの男の誕生日を全世界を上げてお祝いするってのに全く現実感がわいてこない。石をパンに、水をワインに変えたりできたらしいけど僕だってそういうクスリがあればそれくらいの思い込みはできるし、復活だって上手いことやればいけそうな気もする。是非はともかく、たった一人の男の誕生日に任せて騒いだりするのは休み前の中学生並みの努力のディレクションミスくらいの狂気の沙汰だ、と言っておこう。

キリストが美少女だったらなあ、と切に思う。

まだ完成形とは言えない、しかし少女から女性へと変化を遂げる束の間だからこその美。その繊細かつやわらかい手から石とパンを施されようものならそれだけでご飯三杯は食べられる、右の頬を打たれたら左の頬どころか尻を差し出すし、病を癒すために祈りをささげてくれたならその日からもう風呂には入らない。彼女が磔刑になる、そんなXデーには世界は混沌と暗黒、そして大地を裂かんばかり叫び声の中に沈んでしまう。そして復活なんてことがあった日には地球上のガッツポーズで公転軌道がいい感じになり全ての事態がいい方向へ進んじゃう、「戒律、守らなきゃだめだよ・・・?」ああホントに僕が守りたいのは君なんだなんて、何、今日、別の記念日?

天皇が美少女だったらなあ、と切に思う。