日記

46-死兆星

雪が降った。寒い。花粉飛ばない時にこそお天気が悪かったりするから、お外出たり窓開けたりができないので歯噛む。3月も中旬の話を俺はしている。もうそろそろ高知県辺りに桜前線がやってくる。そんな時期に雪降ると困る、ただでさえ。予定も狂うし体調の方…

45-ハッピーパウダー

花粉にまみれている。マイクロメートル単位の物質が目に見えてるのかお前は、とか言われそうなもんだが明らかに花粉、部屋中が粉っぽい。口呼吸するたびにぺりぺりとした物体Xが張り付いてくる、鼻呼吸すると粘性のある液体という形で信号が返ってくる。四六…

44-電車にGO

地下鉄に乗っていると空間の歪みを感じた。以前休日の女性専用車両に乗り込んだときに無言の圧力によってミリ単位の厚さになりかけたことがあったが、それとはまた違うし隣の開放的な登頂の持ち主は男だし。正体を探らんと違和感の密度が濃い方向へと視線を…

43-氷の世界

昨日の話。二月も終わりということで暦の上ではすっかり春、今まで頼り切ってきたダウンを断捨離、ファッショナビリティを重視してニットのセーターを着て外に出てみた。めちゃくちゃ寒い。今現在3月間近であるという、地球の公転軌道に疑問を抱かざるを得な…

42-ドリアン記念日

ターミナル駅の一角、切り出した石で組み上げられた壁画――と呼んでいいのかは分からないけど便宜上壁画とする――がどこかで見たことがあるような気がしてしばらく立ち止まることにした。高さ3,4メートルほどなのでよく見える位置からじっくりと眺めて己の記…

41-エーデルワイス

喋る自販機の存在は知っていた。赤井英和、リサ・ステッグマイヤー監修であろうと思われる関西弁や英語を流暢に話す上から200・200・200の機械仕掛けの異邦人に驚かされた記憶はある。しかし幾たびの遭遇を経るにつれて新鮮味が怒りに相転移、「まいど!」「…

40-窮鼠

更新するたびにいつも今日から毎日更新するぞ!という意気込みが湧くと言えば嘘になるが無いと言い切るのも勇気がいる、とはいえこうして更新しようとするとPCの周りに気圧の谷が発生するもんだからさあ困った。自然の驚異には人の身一つで立ち向かうのは勇…

39-三年オンザストーン

テストも終えて春休み、ということは来年度つまり再来月から私は3回生。理系学部3回生という肩書から大衆がどのようにめくるめく想像を拡げるのかは知らないが、世界を司る理に何となく感付いておりそれを察知した謎の機関から刺客を差し向けられ命を狙われ…

38-1円を笑うものは10円で腸捻転

別に寒いからと言ってあったか~い飲み物を選ばなくてはいけないわけではない。人生において、自動販売機で買う飲み物の実に半分ほどがリアルゴールドである。今回ももれなくリアルゴールドを選択、周りのものと比べて10円お安く大変お買い得となっておりま…

37-カッコいいとは、こういうことだ。

住宅街の細い路地をわざわざ選んで歩くのはバス停への近道だからであるが、冷たい風が家々の間を縫って吹きつけ私の妄想献立を鍋一色に染めていく。早いところ家に戻ろう、気持ち歩を速めると建ち並ぶ家のうち一軒を塗装をしているおじさんを前方に確認。す…

36-古本屋哀歌(エレジー)

街のサブカルインフラ、ブックオフ。自動ドアをくぐると間もなくPerfumeの「チョコレイト・ディスコ」が流れ出した。時期と言えば時期だが平日の昼下がりから非実在青少年に囲まれるためにここへと足を運ぶ人種への配慮が欠けている。なぜか少年ジャンプのコ…

35-流れよ我が汗

午前3時半ば、朝と夜の境目、足の冷たさに目が覚めた。冷え症ってのは本当によ。それはまだいい、体を包み込むような不快感がある。汗だ。ある箇所の汗は乾いて真夏の野球部の部室を心象風景として描き、ある箇所の汗は液体のままを保ちその部位を海藻類でコ…

34-空即是色

痩せる。事の発端は整骨院である。昨年夏から私を悩ませ続けていた腰痛を何とかするために整体に通っているのだが、マッサージの途中先生が棒from藪に「体重何キロ?」と。初診の際、書類上に赤裸々に書き綴ったはずの数値からほとんど変化していないものを…

33-目に入れても

テストを終えてからというものの左目に違和感がある。正確に言えばテスト期間中も、意味不明瞭の数式と夜戦を繰り広げていたためか目がパリパリに乾燥し切っている感覚があった、テストを終えて気が緩んだのかは分からないがその感覚が牙となりて目の奥の神…

32-その男、2時間キープにつき

期末テストを終え、LATEXでロケットの軌道を載せたpdfを無事作成し提出、這う這うの体で逃げ込んだ先の大学構内のFamilyMartはまさにエルサレムであり、霞む視界の端にとらえた黄金色のパウチはまさにメシアであった。これだ、これさえあれば私は救われる、2…

31

いつものように風呂に浸かり日々の疲れを出汁として湯に溶かし出している内、鼻がムズムズとしてきた。花粉が飛び交っているという情報も目立たないが、上口蓋がかゆいため舌でべろんべろん舐め回す羽目になったり嬉しくも悲しくもない涙が溢れてきたりと、…

30

暖房。点けているつもりなのに全く部屋が暖まらない。冷房はそれこそ地球温暖化対策として使えそうなほどに効果を発揮し夏を容易に乗り切らせてくれるのだが、暖房は全く。設定温度を25度ほどに引き上げてもそよそよと凪ぐおちょぼ口が送風口から伝わるのみ…

29

プログラミング。一週間で組む大学の講義の中で最も苦痛を強いられたものがこれである。「情報科学」というネームバリューが持つ甘い香りに惹かれこれからはITの時代だよね!と意気込んだまではよかったが、人には向き不向きが存在するという既知の事実をな…

27

マウスが反応しない。別に浦安で世界的なネズミにシカトを決められたわけではない。スリープ状態から覚醒を試みたパソコンでいつものようにネットの海へ漕ぎ出そうとしたところオールがお麩だった、と。電池を換えても動く気配を見せない。このようなことは…

26

街中でくしゃみをした。赤信号待ちで群れる中、ただ一人スタートの号砲を奏でてしまった私の周りから自然と人が引いていく。間髪入れずにもう一発。目に見えて減る人口密度、今ここで私が炎上すればそれがキャンプファイアーというものだ。円を書くためには…

25

整骨院にて、周りをずらっとご老体に囲まれオセロの原理により私の体にも高齢化の波が押し寄せていたところだが早めに名前を呼ばれ危うくセーフ。人間か漬物石かで言うと漬物石の方が近いくらいの窮状を先生に訴えると「腰の牽引、やってみましょうか」とか…

24

風呂場、熱心に右目をこすっていると血の臭いがした。平和な風景に突如舞い降りた戦慄の香り。眼球から流れ出ているであろう液体を何度も何度も拭っているとますます血の臭いが強くなっていく。しかし右手を確認しても血が付着している気配はなし。左半身を…

23

大掃除。を、したということはいつぞやの日記で書いたが、年末と言えば大掃除、その伝統が語るようにやはり大掃除はよいもので、すっかりリフレッシュされた部屋で過ごすことは僕の心に並々ならぬ感動を運んでくれる、正月に正月とお盆がいっぺんに来たよう…

22

受験期にお世話になった神社に早朝初詣に行くのがここ数年の元日の恒例行事なので、五時半の暗い時間帯から家を出る、と、ものの5分で雨がパラつき、ものの10分で雨は夜更け過ぎに雪へと変わっていった。サイレントでホーリーなのはおそらく間違いではないが…

21

そしていくつもの単位がアタシの体を通り過ぎて行った。教育委員会が吐き出したエラーとして、冬休みの期間中も単位を求めて大学に足繁く通う姿はそのままメッキしたらさぞかし二宮金次郎然とできるに違いないのだが、休み期間中に大学に行くには入り口付近…

20

カレンダーが大売出し。本屋に入るや否や大量に水揚げされたぴちぴちのカレンダーたち、そしてそれに特に群がっているというわけでもなく各々漫画やら雑誌やら物色する人々。あまりの過剰供給っぷりに力場の歪みを感じつつも真相が気になり歪みの中心のカレ…

19

大掃除。朝起きると頭ごなしに「大掃除しろ」と家族に言われたので大掃除することにした。早速窓ふきワイパー激落ちくんと霧吹きを装備し、部屋を丸洗いしてやろうといった気持ちで大掃除に取り掛かったところたった5分、窓を拭いただけで物語が終了した。到…

18

NHKのお天気の方がこれこれこういったことでそういったバッシングをされている。日記未満のこのブログで具体名を出すと、そういった方面からああいった制裁を受けそうなのでそれなりにぼかして書くが、今まで数々の大御所が不貞によって遺跡に成り果てたとこ…

17

メリークリスマス。イルミネってる街並みは煌びやかで美しいが、どうしても違和感が拭えない。髪の毛とヒゲの境界があいまいな上、その毛がよくスープと絡みそうだなといった感想しか持てないくらいの男の誕生日を全世界を上げてお祝いするってのに全く現実…

16

主人公になれる塾。そんな看板を立てている塾を通りかかった。なるほど確かにクリスマスからお正月にかけての商業戦略から主人公の需要はこれ以上ないというほどに高まっている、加えて「高校生の生徒募集中!」という看板も脇に見つけ、年齢的にも主人公適…